一茶庵・煎茶・文会

自分で楽しみ、自分を愉しむ「自娯」の世界

春及茶会茗讌録

書法賞鑒文會
令和二(己亥)年 二月七・八・九・十一日
於 一茶庵宗家 國登録有形文化財「九如艸堂」

春及茶会は秋成茶会とともに 毎年催す一茶庵宗家伝統の文會〔煎茶茶事〕

陶淵明「帰去来辞」の農人告余以春及  
農人ワレニ告グルニ春ノ及ベルヲ以テス
から名付けられました
令和初の今春は 一煎の味わいに醉ひつつ
わが国の煎茶の思念に多大な足跡を遺した
明末清初の書法の傑作を賞したいと存じます