一茶庵・煎茶・文会

自分で楽しみ、自分を愉しむ「自娯」の世界

第二回オンライン「清風茶会」

令和2年 7月4日 一茶庵

第二回オンライン煎茶会「清風茶会」は「とりあえず船場派」と名付けて開催。

亭主:佃一輝(一茶庵宗家)
連衆:中谷伸生(関西大学名誉教授)
   橋爪節也(大阪大学教授)
   松浦清(大阪工業大学教授)
   明尾圭造(大阪商業大学准教授)
客:オンライン参加者
配信スタッフ:小嶋慶典
       西牟田梢
       佃梓央

京都四条派の影響を受けた西山芳園や完瑛は、船場の座敷の中で四条派とは異なる作画法があり、「船場派」と呼ぶべきではないか、という提言を盛り込んだ美術談義煎茶会。

上田秋成と松村景文の合作と呉春(月渓)と景文の合作で四条派を見、芳園、完瑛の作品、軸や画冊など十数点を見比べて怪気炎!

茶道具は、芳園と同時代の、天保頃を中心に、いかにも船場のご大家で楽しまれた煎茶の気分を取り合わせています。