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数寄語り

潮田洋一郎 『数寄語り』 2016年 角川書店

数寄語り

数寄を追う者、つまりディレッタントは広汎な知的探究を通じて専門をいくつも乗り越えるが、学問共同体の一員ではない。著者が還暦から東大文学部の大学院研究生として過ごした二年間は、大学の追及する学問的専門性と、著者の関心である間口の広いアマチュア性との齟齬が、教授陣を困惑させたという。しかし茶の湯領域「宋・元と平安から元禄」と煎茶領域「明・清と享保以降」を統合することで、相互補完的に一千年の日中それぞれの文化が網羅できる。抹茶と煎茶の数寄を同時にすることで、豊かな世界が広がる、という著者の試みは注目に値する。明の文徴明や祝允明の書と薄茶で絵高麗を取り合わせてみたり、江月の書に古染付茗碗で煎茶を飲むなどの試みは、茶に新風を呼び込める可能性もある。著者所蔵の美術館級名物道具で構成する茶事を通じて現代の数寄を浮かび上がらせる。臨場感あふれる茶事の客は、林屋晴三氏を筆頭に、藤田一照氏、佃一輝氏、樂吉左右衛門氏、池田巌氏、千宗屋氏、樂篤人氏という豪華な面々。オール新撮影。

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大人の心をメンテナンスする。

帝国ホテル オールドインペリアルバーBOOK

永遠の夢と極上の孤独 立木義浩 撮影 帝国ホテル オールドインペリアルバーの時空間

  • 日本有数の伝統と格式を誇るバーの魅力をこの一冊に凝縮

~大人の心をメンテナンスする。~『帝国ホテル オールドインペリアルバーBOOK』では、 近代建築の三大巨匠の一人、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル旧本館、 通称ライト館の歴史的価値を紐解きながら、 ライト館当時のバー文化が、現在の帝国ホテルのメインバーであるオールドインペリアルバーに至るまでのさまざまな物語やエピソードを紹介。 そしてオールドインペリアルバーの居心地の良さについて、建築家、作家、チーフバーテンダーなどの視点を通して、バーでの作法や嗜み、お薦めメニューなどとともに解説します。

佃梓央のTwitter記事 https://twitter.com/shio_issa/status/1186274013372305409?s=20

Bookサイト https://fvrt.co.jp/oldimperialbar/index.html

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